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2006/12/08

2大ナルシスト

人間には、誰にでも「ナルシシズム」と言う物が少なからずあると思いますが、
うちの病院(と言うか、手術室に出入りしている医者の中で)には、私が感じる
限りで2人のナルシシストがいます。


一人は、自分は完全にナルシシストだと認めてる発言もしますし、
それを公言してるような先生なので、逆に見ていて聞いていて
面白いし、そこをネタにして話も盛り上がります。
もちろん、彼(面倒なので今後は、A医師とします)は、仕事に対しても
努力家ですし、勤勉ですし、患者受けもいいです。
歳も近いせいか?それとも、ナルちゃん部分を私がいつもネタにする
からか?仲がいいです。


もう一人は、客観的に見て、発言や行動がナルシシストなんですが、
変に謙虚で...いわゆる誰かが褒めたりすると『そんなことないよ~』と
いいながら、絶対に『そうだろ?俺って凄いだろ?』っと思ってそうな
節のあるタイプ B医師です。
彼は麻酔科医ですが、麻酔の腕は?と聞かれると、私的には
「フツウ」のレベルです。


手術室も長年働いてると、例えば外科医なら一緒に手術をしていても
器械をもらう手の出し方、組織の裁き方、器械の使い方をみれば
手術が巧いかそうでないか位は判断がつきます。
麻酔もそうです。
この先生は、麻酔が巧いかそうでないかを導入から術中管理、覚醒の
させるタイミングなどなどで判断が大体つきます。


まぁ、いわゆる医者としての「センス」があるかないかは、わかるってことです。


で、A医師の場合。
彼は私より歳が2歳ほど上ですが、容姿「良」だと思いますが、なぜか未婚です。
私が考えるに、結婚する気はないと見た。
しかも、趣味が車大好きっ子なので、お金は全て車に費やします。
でも、黙々とマラソンに打ち込んでたり、最近では自転車のロードレースに
はまってるらしく、「レースがあるから僕の美しい筋肉の流れを見に来ない?」と
までいいはるナルシシズムっぷりです。(笑)
でも、彼は本当に患者受けが良いし、治療にも一生懸命だし、ナルちゃん部分が
気に入らない人は『私 この先生ダメ~』ってなっちゃいますが、私が認めてる
医者の一人です。


で、問題のB医師。
先ほど、彼の麻酔は私の中で「フツウ」レベルと書きましたが。
こやつが、先日、患者さんへ色々と話をしている中で、
「僕の麻酔は中の上級ですから、安心してください」と言ったのを聞いた。
患者さんを安心させようとしての、一言だったと多めに見たが(笑)、
私の中では、『中の上じゃね~だろぉ?中の中または中下くらいだぞ?』と
思っていました。
そんな矢先、他のスタッフが、B医師が研修医に自分の麻酔の事を話してる
のを聞いたらしく...


「美味いとんかつって言うのはさぁ、冷めても美味いって言うだろ?それと一緒さ」


っと、ほざいていたそうです。


いわゆる...


「巧い麻酔っていうのはさぁ、覚めても巧いって言うだろ?」

っと、translationするとこうなるわけです。


ありえねェーーーーー!!



「お前の麻酔が“巧い”だと?フェンタニール漬けのお前の麻酔が...巧いだとぉぉぉぉ?」

フェンタを使うことがいけないことだとは思いませんが、術後に影響するような
使い方はして欲しくないです。
病棟の噂では、B医師の麻酔後の患者を看るのは、呼吸管理が...などという
話も聞きます。(人づてなので不確かですが...)
それに、緊急時(まぁ、大した緊急時でもないですが)の対応も、研修医を使い
こなせない=指示が上手に出せない=冷静じゃない人が果たして巧い麻酔科医
といえるのかなぁ?っと疑問です。


B医師はよく研修と言って一週間のお休みをもらって、アメリカに(多分、麻酔の)研修に
行くことがあります。
その「よく」アメリカに行くBが、先日の私が悔やんだアメリカ人の帝王切開術の時も、
途中から登場したので、
(日ごろからアメリカかぶれっぽく英語を取り入れた会話の仕方をするので)


「先生、こういう時こそ出番じゃないですか?フォローしてくださいよ」
(『おめぇ、どこまで話せるのか見せてみろよ』という意味を込め)
私が言うと、


「Take a deep breath」



っと、言っただけ。


それだけかよ!!


そんなんは、私でも言えるわい!
っていうか、もう言ったし。


B医師、私の中では「使えない」部類に属します。

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コメント

大変におもしろい内容です(笑)
分かります、ナルシストでも周りから受け入れられる嫌みの少ないナルシストと、「あーもぅ、うざいわー」と思ってしまうナルシスト。
皆から受け入れられるナルシストって、多少おちょくられてもそれを笑い返せる余裕があるんですけど、ちょっとうざめのナルシストの人っておちょくるとたまに本気できれません?
って、またそのきれる所がおもしろかったりするんですけど。
そう言って、おもしろがってる私もいけませんねー。

投稿: ecotama | 2006/12/09 02:29

思わずPCの前で一人で声を出して笑ってしまいました。
こんなこと、初めてです。

どちらも知っている人物だけに、その面白さが伝わってきます。
登場人物Bは裏表が激しく、個人的に好きではなかったので全く持って同感です。
私は中の上(?)を目指して頑張りまーす。

投稿: stepup123 | 2006/12/09 04:38

麻酔科の先生もいらっしゃるところで何ですが、私的統計でいきますと、医者の中でナルシストが麻酔科医が一番多いように感じます。
ある程度、自分で麻酔がかけれるようになると、あまり上の先生から、いろいろ文句を言われませんよね。というか、他科の医者からは麻酔に関してはまかせっきりで、麻酔が悪いとかもあまり言われないと思います。(病院にもよりますが)
ある麻酔科医が言っていました。麻酔科は表に出ず、「縁の下の力持ち」的な部分が多いと。これもナルシストになりやすい一因ですかね。ちょっと話がそれました。おじゃましました。(汗)

投稿: Aya | 2006/12/09 05:10

ばっさり!Dr.斬り!!
読んでいて気持ちがいい!こういうDr.…どこの病院にもいるんですね~

困ったチャンなB医師は放っておいて…
A医師って、もしかしてゲイですか?
言うこと、やっていること(筋トレとか)そして、仕事のできるカンジからいくと…
かなりゲイの匂いがします!
そんなことを(USAで)ゲイに縁のあるふじパンは思うのです(笑)

投稿: ふじパン | 2006/12/09 08:48

■ecotama さん
おっしゃるとおり!!受け入れられるナルちゃんは、おちょくっても逆に自分でそれをネタにしますからね。Bの方は、私のことが怖いらしいので、おちょくると凹むのでおちょくりませんが、やめる時には思いっきりけなそうと思います(笑)

■Step up123さん
わかるでしょ?
マジ、ムカツキますよ。本当にウザったい。
そんなBと今日は当直...晩飯時に休憩室に来ないことを願ふ...。
Stepupさんは私の中では、既に中の上級なので(職員の信頼も厚かったし)米国で上級麻酔へにレベルUpように頑張ってくださ~い

■Ayaさん
医者にナルシストが多いとは思いますねぇ。
でも、それをいかに人当たり良い?ように見せるかがその人の人格の問われるところですよね?
外科医も麻酔科医もそれぞれに持ちつ持たれつな部分がありますが、どちらというと私は攻める麻酔が大好きです。外科医にプレッシャーをかけるような麻酔が(笑)

■ふじパンマン
A医師はゲイじゃないと思いますよ。
女の人も大好きですから(笑)
ご飯食べた時に、お下Talkもしましたし(笑)
Aは寂しがり屋さんなんですよ。
だから、何かに打ち込んでたり、打ち込める物がないと寂しいんだと思います。

投稿: 姉さん | 2006/12/09 13:35

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